イノベーション創出・新規事業の知財戦略– 事業戦略と知財戦略の『連携』 –

事業の種になりそうな『技術』はある。
でも、『利益を生む事業』への育て方が分からない。

技術力のある企業様ほど、こんな課題に直面しています。

  • 「社内には優れた技術があるが、それがどの顧客の、どんな課題を解決できるのか、着地点が弱い」
  • 「『良いもの』を作ったはずなのに、顧客の反応が鈍く、PoC(実証実験)止まりで事業化まで進まない」
  • 「事業の仮説が曖昧なまま進んでしまい、どの技術やアイデアを知財として守るべきか、優先順位がつけられない」

これらの問題は、事業戦略と知財戦略が、バラバラに動いてしまっていることが一つの原因です。

デジナーレ代表の片倉自身がエンジニア、新規事業開発、知財部長と経験する中で同じ悩みに直面してきました。

私たちはこの「事業」と「知財」の2つの軸を連携させ、事業の種を見つけるところから、利益につながる新規事業に育てあげるところまでお手伝いをします。

『事業と『知財
2つの車輪を同時に動かす伴走支援

私たちの仕事は、立派な戦略報告書を作ることではありません。

お客様のチームと一緒に、「現状の可視化」→「課題(ギャップ)の発見」→「市場での検証」という一連の流れと、それと並行した「知財の設計」を最短ルートで実行する伴走支援です 。

新規事業戦略・知財戦略支援の効果
  • 事業化までの時間を短縮します
    知財情報を活用しながら、精度の高い顧客仮説を構築することで、仮説検証のサイクルを効率よく回せます。
  • 事業の検証と、守るタイミングを合わせます
    事業の検証で得られた「本当に価値がある部分」の気づきを、すぐさま「守るべき知財」に反映させます。
  • 将来の『交渉力』の土台を築きます
    顧客が本当に価値を感じる部分(顧客成果)と結びついた「攻め」の知財を持つことで、将来の事業提携や、補助金や融資など資金調達を有利に進めるための土台を築きます。

『0→1』を実現する、
具体的な伴走プロセス

私たちは、利益を産む新規事業をスムーズに立ち上げるため、以下のようなプロセスを基本とした伴走型の支援を行います。もちろん、詳細はお客様の状況に合わせて柔軟にカスタマイズいたします。

STEP
事業の『軸』を定め、組織の『共通言語』をつくる

まずは、ご相談の対象となる技術やアイディアについてのお話を伺いながら、「技術起点」の思考を「顧客が求める価値(顧客成果)」の思考へと、知財情報も活用し切り替える(リフレームする)ことから始めます。 そのために、お客様の事業の「軸」を、5つのシンプルな問いで明確にします。

  1. ビジョン 誰の、どんな世界を変えたいのか?
  2. ミッション 私たちが今日、提供する核となる価値は何か?
  3. 価値仮説 顧客が本当に解決したい「仕事(課題)」は何か?
  4. 差別化仮説 なぜ、他社ではなく私たちを選ぶのか?
  5. 収益仮説 どのようにお金をいただくのか?

これを「理念体系図」や「顧客価値仮説キャンバス」といった一枚の絵に落とし込むことで、組織内の「共通言語」を作り、全員が同じ方向を向いて進める土台を築きます。

STEP
課題(ギャップ)を見極め、行動計画を『設計』する

STEP 1で描いた「ありたい姿」と、「今」のお客様の状況を比べ、どこに一番大きなギャップがあるのかを、客観的に見つけ出します。

まず、お客様の『今持っているもの』を整理し、事業化までの『本当の課題』を特定します。

技術資産(コア技術、長年のノウハウなど)と市場仮説(競合や顧客の悩み、市場の需給などについての考え)についての考えを整理しながら、その考えは「客観的な事実(証拠)」に基づくのか、それとも、「肌感覚」に基づいた「仮説」なのかを仕分けします 。整理した結果をもとに隠れた、課題(ボトルネック)を特定します。

最後に、その課題を『どの順番で解決するか』を決めます。 見つかったたくさんの課題の中から、「事業にとって最も重要(インパクト)で、かつ、最も簡単に試せる(イーズ)」ものはどれか、優先順位をつけます。そして、「実証実験(PoC)だけで終わってしまう」という典型的な失敗を避けるため、早い段階から「お客様が導入するまでの流れ(導入フロー)」や「いくらなら買っていただけるか(価格テスト)」の検証も必ず並行して行う、具体的な行動計画(90日間のロードマップ)を『設計』します。

STEP
市場での『検証』と『知財の設計』を、同時に実行する

設計したロードマップに基づき、例えば、「1週間で最小の検証」、「30日間で顧客インタビュー10件」、「60日間で試作品(MVP)を完成」、「90日間で有料パイロット導入」といった、高速な市場検証に伴走します。

そして、その検証と『同期』させる形で、『知財戦略を設計します。 私たちが設計する知財の柱は2つです。

  1. 『攻め』の知財
    単なる技術の特許ではなく、特許の最も重要な部分(クレーム)を、お客様の事業が提供する「顧客の成果(顧客価値)」に紐づけて設計します。 これが、競合に対する、本質的な参入障壁となります。
  2. 『守り』の知財
    競合による「迂回ルート」を塞ぐ周辺特許の取得、あえて公開しないノウハウの秘密管理、共同研究契約でのリスク対策などを組み合わせて行きます。

事業の成長と知財の強化が、両輪で達成できるよう伴走いたします。

よくいただくご質問
FAQ

まだ具体的な製品やサービスがない、アイデア段階でも相談できますか?

はい、もちろんです。むしろ、そのような「0→1」の段階こそ、私たちの価値が最も発揮できる場面です。

どのくらいの期間がかかりますか?

ヒアリングが完了し、プロジェクトが走り出した後は「3ヶ月(四半期)で事業の骨格と知財ポートフォリオの設計を終える」 ことを一つの目安としています。

まずは何から始めることになりますか?

デジナーレがプロジェクトに伴走させていただく場合、まずは、お客様の現状や課題を整理するための「1週間のDiscovery(課題発見)計画」と「発明発掘ワークショップ」を設定させていただくことから始めることができます。 お気軽にお声がけください。

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